黄泉から来た女




  • ↑詳細は表紙画像をクリック↑
    購入も可能!1冊から送料無料

    作品名:黄泉から来た女
    作者:内田康夫
    初版年月日:2011年7月30日
  • 舞台

    【山形】
    ・鶴岡市:羽黒町手向(出羽三山神社)、田麦俣(湯殿山神社)、大網(瀧水寺大日坊、注連寺)

    【京都】
    ・宮津市:文珠(天橋立)、府中地区、柳縄手(宮津市役所)、大垣(籠神社、真名井神社)、宮津港(観光船のりば)
    ・与謝郡伊根町:伊根地区

    【千葉】
    ・八千代市:新川(印旛放水路)付近、村上(郷土博物館)

    【東京】
    ・北区:上中里(平塚亭)

    ご当地グルメ

    お団子(平塚亭・北区上中里)、月山筍(山形)、晩菊(山形)

  • あらすじ・感想・お勧めポイント

    浅見光彦シリーズです。

    映画「おくりびと」のロケ地として一躍有名になった鶴岡市大網七五三掛地区で起きた地滑りの痕から古い白骨が発見された。
    ほとんど捜査されることもなく終息したその事件が、実は全ての始まりだった…。

    修験道の修行の地として知られる出羽三山の羽黒山の麓にあった故郷を捨て、押しかけるようにして天橋立に突如嫁いだ亡き母。
    その母の故郷を「黄泉の国」と言い厭う父。
    母が「太陽が口に飛び込む夢を見て」身籠ったという娘。
    絡んだ因縁を浅見光彦が解いていきます。

    宮津で浅見光彦が宿泊していた文殊荘(天の橋立海岸)と神風楼(江尻)は共に実在しています。
    更に文殊荘の社長さんと籠神社の宮司さんはそれぞれ実名で作中に登場されています。
    八千代市立郷土博物館は作中では八千代郷土資料館となっています。

    明かされた浅見家の人々の名前の由来が興味深かったです。
    また、珍しく強烈にきつい女性が出てきて驚きました。

登場人物

  • 楽天ブックス