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購入も可能!1冊から送料無料作品名:ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件
作者:七尾与史
初版年月日:2013年4月10日 -
舞台
★【静岡】
・浜松市中区:和地山(和地山公園とその付近)、海老塚1丁目、砂山町(浜松駅付近)、幸、元城町(市役所前の大通り)、高丘東(高丘公園付近)
・浜松市東区:半田山3丁目、神立町(柳通り)
・浜松市南区:中田島町(中田島砂丘付近)
・浜松市北区:三方原、三ヶ日町大谷(高山山頂のみかんの里農村公園)
・浜松市西区:入野町(雄踏街道付近)
・浜松市中区:佐鳴台・冨塚町~西区:入野町・大平台:佐鳴湖公園付近【愛知】
・蒲郡市ご当地グルメ
特になし
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あらすじ・感想・お勧めポイント
「ドS刑事」と書いて「ドエスデカ」と読みます。
警察庁次官の父の威光を笠に着て、やりたい放題の美人巡査部長と、彼女に振り回される巡査が翻弄するミステリーです。作者である七尾与史さんの地元である静岡県浜松市が舞台となっており、地元の人ではないとわからないような地名なども次々飛び出します。
なお、「みかんの里農村公園」は作中では「みかんの丘公園」となっています。貫井徳郎さんの「乱反射」と少し似ていると思いました。
とは言え、こちらは登場人物のキャラが相当に濃いです。
特にヒロインとなる黒井マヤ巡査部長は猟奇趣味で正義感ゼロの高慢ちきな刑事です。
小説の中だからこそ楽しめるキャラクターで、現実にいたら堪ったものじゃありません。
実在したらきついなー、と思いながら読みました。