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購入も可能!1冊から送料無料作品名:魂の切影
作者:森村誠一
初版年月日:2005年7月25日 -
舞台
【埼玉】
・北部地方(星川流域・陸軍飛行場が近くにあった町)
・秩父郡長瀞町【東京】
・千代田区:丸の内1丁目(東京駅)
・渋谷区:恵比寿
・新宿区:新宿【福岡】
・北九州地方【山梨】
・小淵沢(八ヶ岳高原)【長野】
・上田市:古安曽(無言館)
・燕岳(燕山荘)【岐阜】
・高山市:上三之町【長野】~【岐阜】
・穂高連峰:横尾(横尾山荘)【島根】
・鹿足郡津和野町【静岡】
・静岡市ご当地グルメ
特になし
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あらすじ・感想・お勧めポイント
妻を亡くした70歳の小説家・山吉雅樹の元にある朝、友人の荒木経彦から1冊の本が届いた。
「乳房、花なり。」と題されたその本は、亡き妻とよく似た女性の写真歌集だった。
そしてその女性は乳癌で、左乳房を全摘出していた。
生きた証として荒木にその姿を撮影してもらったというその33歳の若き歌人に、山吉は自身の遠祖の運命の恋人を重ね、会う約束を取り付けた。実在の歌人・宮田美乃里さんの生涯を描いた小説です。
山吉盛侍(新八郎)の子孫であると設定された山吉雅樹は、空襲体験や登山の話など、著者の森村誠一さん自身を投影している部分がありそうです。
そうなると登場する埼玉北部の星川流域は、森村さんの出身地である熊谷でしょうか。
写真家の荒木経彦は、荒木経惟さんがモデルです。
また具体的な地名は出ていませんが、東京からの距離と国道、また宮田さんの公式プロフィールから住んでいるとされる舞台は静岡県静岡市と判断しました。