QED ベイカー街の問題


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    作品名:QED ベイカー街の問題
    作者:高田崇史
    初版年月日:2000年1月5日
    (最初の刊行)
  • 舞台

    【神奈川県】
    ★横浜市中区:石川町、山手町(「山手十番館」など)、関内、伊勢佐木町、馬車道
    ・横浜市西区:横浜駅西口付近

    【東京都】
    ・目黒区:祐天寺駅付近
    ・渋谷区:竹下通り付近

    ご当地グルメ

    特になし

  • あらすじ・感想・お勧めポイント

    桑原崇&棚旗奈々が活躍するQEDシリーズです。

    石川町で、偶然、大学の先輩であった緑川に会った奈々。
    シャーロキアンと呼ばれるシャーロックホームズ好きの集まるクラブに入っているという緑川に誘われ、そのクラブのパーティーに崇と共に参加することになった。
    マニアックなメンバーの集まったそのパーティーで寸劇を行っている最中、本物の殺人事件が起きてしまった…。

    作中に原宿のバー「カル・デ・サック」が登場していますが、今はもうお店はなさそうです。

    シャーロック・ホームズという推理小説好きなら必ず読んだことのあるはずの探偵物がテーマとなっています。
    タタルさんが話している考察は結構面白いです。
    ホームズが好きで作品について細かく覚えている人には「ああ、コレはアレね」と楽しめ、逆にほとんど読んだことがなかったり、覚えていないという人にも新鮮に感じられる作品です。
    私は後者なので、「こんな話あったっけ?」くらいの気持ちで読んでいました。
    タタルさんをはじめとして、登場人物が親切に解説してくれるので、すっかり忘れていても大丈夫そうです。

    事件の動機や方法などについては少し弱いかな、という気がしますが、シャーロック・ホームズや薬学についての議論は濃いです。
    読後にシャーロック・ホームズを読み返したくなります。

    少し前に電子書籍が発売されています。
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