化生の海


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    作品名:化生の海
    作者:内田康夫
    初版年月日:2003年11月20日
    (最初の刊行)
  • 舞台

    【北海道】
    ・余市郡仁木町:北町(鮎見橋)
    ・余市郡余市町:黒川町(ニッカウヰスキー余市工場、「海鮮工房かきざき」)、山田町(「あゆ見荘」)
    ・松前郡松前町:博多(「よこはま荘」)、福山(松前町役場)、松城(松前城・松前城資料館)
    ・函館市:五稜郭町(北海道新聞函館支社)、本町(「谷藤」)、末広町(北方歴史資料館)

    【石川県】
    ・加賀市:橋立町など(橋立港)、橋立町(北前船の里資料館)、伊切町(汐見橋)、大聖寺地方町(石川県久谷焼美術館)、山中温泉下谷町(「お花見九兵衛」、無限庵)、山中温泉こおろぎ町(こおろぎ橋)、山中温泉上原町、山中温泉市谷町、熊坂町(大聖寺駅前付近)

    【山口県】
    ・下関市:彦島福浦町(福浦金比羅宮)

    【福岡県】
    ・福津市:津屋崎(津屋崎千軒、津屋崎千軒民俗館「藍の家」、原田人形店)

    ご当地グルメ

    ジンギスカン鍋(北海道)、松前漬け(北海道松前郡松前町)、五島軒のカレー(函館)

  • あらすじ・感想・お勧めポイント

    浅見光彦シリーズです。

    同じ道内の松前に行くと言って余市の家を出た男が、遠く離れた石川県加賀市の海で発見された。
    加賀はおろか、松前に行く心当たりもないという遺族。
    進展もさほどないまま5年が過ぎたある日、遺族の前に突然、浅見光彦が現れた。
    たった1体の土人形を頼りに、浅見光彦は過去のない男の過去と、男を殺めた犯人を探し出せるのか。

    NHKの連続テレビ小説「マッサン」で一躍有名になった、ニッカウイスキーの工場が出てきます。

    2003年に発行された後、市町村合併が行われたことで、作中と現在の地名が異なっています。
    作中で石川県江沼郡山中町となっている町は、2005年の合併で加賀市となっています。
    福岡県宗像郡津屋崎町は、同じく2005年に福間町と合併して福津市となりました。

    ご当地グルメとは少し異なりますが、カニや秋アジ、ほっけなどの北海道の海産物が多く登場します。
    加賀では岩魚料理や葛のお菓子も出てきます。
    また、広島へは行っていませんが、お茶菓子として広島名物の紅葉まんじゅうが出てきます。

    書籍内に登場する函館の「谷藤」と加賀の「ゆふ亭」は、そのままの名前のお店は実在していませんが、それぞれ「谷ふじ」「ばん亭」というお店がモデルのような気がします。

    最近になって電子書籍が発売されました。
    上下巻に分かれてしまっているのですが…。
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