生還 山岳捜査官・釜谷亮二




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    作品名:生還 山岳捜査官・釜谷亮二
    作者:大倉崇裕
    初版年月日:2008年9月20日
  • 舞台

    【長野】
    ・松本市:深志1丁目(松本駅付近)
    ・安曇野市
    ★飛騨山脈(北アルプス)

    【東京】
    ・中央区:八丁堀、八重洲(東京駅八重洲口付近)
    ・品川区:五反田地域・品川地域
    ・千代田区:霞が関2丁目(警視庁)、神田
    ・新宿区:高田馬場、新宿、西新宿
    ・目黒区:中目黒
    ・豊島区:目白(目白駅付近)

    【福島】~【山形】
    ・県境の山(西俣尾根/福島側?)

    ご当地グルメ

    特になし

  • あらすじ・感想・お勧めポイント

    「生還」「誤解」「捜索」「英雄」の4話が収録されています。
    1930年代に創刊された老舗山岳雑誌「山と渓谷」に連載されていた小説です。

    北アルプスや西俣尾根(飯豊山地)までは実在していましたが、山の名前などについてはオリジナルのようです。
    地図つきであまりに細かく書かれていたので、調べるまで実在すると思い込んでいました。

    作者の大倉さんが、学生時代に山岳系同好会に所属していたということで、その経験がふんだんに活かされていると思います。
    シリーズ化されているわけではないようですが、「聖域」に登場する山岳遭難救助隊の松山氏や、「白虹」に登場する山岳警備隊の米村氏が出ています。

    中高年の登山事故が度々注目されますが、その裏側で動いているのはこういう人たちなんだろうか、と想像しながら読みました。

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