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購入も可能!1冊から送料無料作品名:桜の園
作者:篠田真由美
初版年月日:2009年4月30日 -
舞台
【東京】
・新宿区:新宿
・江東区:門前仲町、深川
・武蔵野市:吉祥寺ご当地グルメ
特になし
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あらすじ・感想・お勧めポイント
建築探偵桜井京介の事件簿シリーズの番外編で、「神代教授の日常と謎」というサブタイトルが付いています。
「桜の園」「花の形見に」という2作品が収録されています。
「桜の園」の舞台となる桜館は、作中で明確な場所は記されていませんが、後書きによると、講談社本社内に存在し2006年に解体された昭和初期の洋館です。
作中で建てたとされる人物は、かつての持ち主と読み方こそ違うものの同じ漢字をファーストネームに当てています。
また、「花の形見に」の舞台のモデルはこちらも後書きによると、文京区音羽にある鳩山会館です。
音羽御殿、鳩山邸などとも呼ばれる、政治家の鳩山一郎の邸宅を記念館にしたものです。
墓地については深川に同音異字の寺院が存在しています。作中でも登場しますが、「桜の園」と言えばやっぱりチェーホフの戯曲が有名ですね。