黒祠の島




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    作品名:黒祠の島
    作者:小野不由美
    初版年月日:2001年2月20日
  • あらすじ・感想・お勧めポイント

    九州北西部にあるとされる「夜叉島」が舞台となっています。

    タイトルになっている黒祠(こくし)とは、明治政府が行った祭政一致政策による位階制の編成から外れた神社のことを言います。

    東京で作家やライターの以来を受け、調査をする事務所を構えている主人公はある日、懇意にしていた作家から自宅の鍵を渡される。
    『3日後に戻ったら、それを取りに来る。来なかった時には、それで部屋を始末して欲しい』。
    故郷に戻る、と言っていた彼女は3日経っても鍵を取りに来なかった。
    不穏な事情を察した主人公は、わずかな手がかりから彼女の故郷であると思われる「夜叉島」に渡るが、そこは外部の人間を拒み、古い因習に従う邪教の島だった。

    夜叉島の神霊神社で祭られている主神「カンチ」と、神像「馬頭夜叉」。
    集落中に飾られている無数の風車。
    村人を襲っていた鬼を旅の行者が鎮めたという伝説。
    忌み事があった時には海に牛を流すという因習。
    行方不明になった作家を、主人公は探し出せるのか。

    ホラー寄りのミステリーです。

    漫画化もされています。

登場人物

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