パンデミック・アイ 呪眼連鎖(上・下/呪眼連鎖)







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    作品名:パンデミック・アイ 呪眼連鎖(上・下/呪眼連鎖)
    作者:桂修司
    初版年月日:2008年12月17日
  • 舞台

    【北海道】
    ★北見市:端野町緋牛内(鎖塚供養碑/作品中では北見市滝川町端沼内)、国道333号線(中央道路・囚人道路)
    ・網走市
    ・川上郡標茶町:釧路集治監(1901(明治34)年廃止)
    ・上川郡上川町字上越~紋別郡遠軽町奥白滝:北見峠

    【東京】
    ・中央区:日本橋小伝馬町

    ご当地グルメ

    特になし

  • あらすじ・感想・お勧めポイント

    第6回「このミステリーがすごい」優秀賞を受賞した「明治二十四年のオウガア」を改題・改稿した作品です。
    ハードカバー発行時のタイトルは「呪眼連鎖」だけでしたが、文庫化にあたり更に改題されたようです。

    平成20年5月、北見市にある刑務所を訪れた弁護士は、立て続けに死者が出たという問題の独房を調べに入った。
    室内に入ってしばらくした頃に突如起こった異変は、死亡した受刑者たちの状況と奇妙に一致した。
    右目に見える墨汁を落としたような影、サーベルを振りかぶる軍人のような男、刺青を施した老婆…。
    幻覚は次々と姿を変えて現れ、しかも独房に関係した人間にも発現し始めた。
    呪いを考えた弁護士は、看守の男の協力を仰ぎ、独房付近を掘ったところ、鎖と鉄球に繋がれた人骨が発掘された。
    これで果たして呪いを解くことができるのか…。

    実際に北海道であった囚人による道路開拓をモチーフとした小説です。
    作中に登場する東京・小伝馬町の行刑資料館や北海道の北見刑務所・北見市立病院・瑠璃寺は実在しません。
    伝播する呪いという点から、ホラー小説の「リング」「らせん」を思い出しました。

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